ワカサギの成長について(1年で成熟として)

November 9, 2017

春、卵から生まれたワカサギは湖の中で成長をはじ
 めます。6月頃から群れはじめ湖沼の水温上昇によっ
 て増え始めたミジンコなどの、プランクトンをもとめて湖
 を泳ぎまわリます。
   この頃は、ワカサギの群れが湖面を泳ぎまわりなが
 ら、さざ波を立てているのが時々見られます。ワカサギの成長(体長)の延
 びは6月~9月頃が成長率が大きく、体重は10月頃の
 増加がもっとも大きく、その後水温が下がっても、わづか
 ずつ成長を続 けます。
   群馬県内のダムや貯め池などをはじめ多くの湖にワ
  カサギが生息していますが水産試験場の調査などで
 は、群馬県南西部の湖では当歳魚がほとんどを占めて
 いて利根郡内のダム湖や赤城大沼・榛名湖では2年魚
 が多数生息しているとのことです。

生息数が多い時はワカサギの成長が悪く
 、生息数が少ない時は、比較的大型に成長する

ワカサギは、う化直後は卵のうの栄養分で育ち約1週間
 程度で口があいてエサを食べられるようになります。4月~
 5月頃は、ワムシや小さい植物性プランクトンを捕食してい
 るようで体長は2~3cm程度です。
  その後、水温の上昇とともにミジンコが増えてくるので、盛
 んに捕食します。秋になると湖底からユスリカが羽化のため
 に浮き上がってきます。ユスリカが羽化のために浮上する時
 はさなぎの状態で浮き上がってきます。
  この時期になるとワカサギは体も大きくなり捕食できます。
  冬になると湖のミジンコ類も減りワカサギは、岸よりの水草
 の近くや浅瀬のそこに棲むユスリカの幼虫などを捕食します。

水深4mから沖には多くのワカサギが居ることを示し、密度
から夜間は散らばっていることが読み取れます。
 夜間、魚が寝ている間はミジンコ類の活動が活発です。ワカ
サギ達は未明から起き出して群れを作り浅場のプランクトン
を捕食していると思われます。
 太陽が昇るとプランクトンは底の方へ移動しますのでワカサ
ギは回遊しながら深場へと移動します。
 夕方、暗くなるにつれ個々のワカサギはエサを追い求めな
がら群れを解いて湖の中に散っていきます。

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